🔸昇殿参拝(ご祈祷参拝)
神社において神職の前で行う正式な参拝のことです。 通常の参拝(参道を歩く、手水使い、お賽銭を入れて二礼二礼をする一般的な参拝)とは異なり、神社の拝殿内で行う儀式で、参拝者が祈願やお祓いを受ける形式になります。
この儀式は、健康や家内安全、商売繁盛、交通安全、学業成就などの個別の願いを込めて行います。 参拝者は拝殿に昇殿して、神職が祝詞を奏上し、神様に直接祈願を捧げます。 一般的に、昇殿参拝は、特別な祈願を行いたい場合や、重要な節目に行うことが多いです。
🔸月次祭
月次祭(つきなみさい)とは、毎月1日・15日の午前6時より行われる神社での祭祀で、主に神様への感謝と、月々の無事と平安を祈るために行われます。 月次祭は、古いから日本の神社で行われており、特に新月や満月など、月の周期に合わせて執り行われることが多いとも云われております。
神社の神様へ日々の感謝を表し、神社や地域の恩恵、または参拝者の健康や幸福を願って祝詞を奏上し、神様に供え物をいたします。 米・酒・塩などの神饌を供え、神職が祝詞を読み上げ、榊舞を奉納し、参拝者もご一緒に神様のご加護を祈ります。
月次祭は日々の生活の安泰を祈ることができる重要な儀式です。
神様のご加護を賜り、清らかなひとときをお過ごしいただけますよう月次祭へのご参列を、心よりお勧めいたします。
🔸外祭(出張祭典)
「外祭(がいさい)」とは、神社の神職が現地に出張して行う祭典のことです。
神社ではなく現地で執り行う事に意義がある祭典や土地、家屋の「清祓」が主な外祭となります。
出張祭典とも呼ばれます。
🔸人形慰霊祭
人形等をやむをえず手放すこととなった場合には、慰霊祭をお受けいたします。
まず神前に人形を安置し、長年家族をお守りいただいたことへの感謝の気持ちを祝詞でお伝えしつつ御霊慰めをし、清祓いをした後に昇霊していただきます。その後は境内にて忌火(神聖な火)を灯して、お焚き上げ神事を斎行いたします。
【お受けできるもの】
雛人形、五月人形、兜、こけし、羽子板、破魔矢飾り、ぬいぐるみ
※基本的には子供の成長を願ったものとなります。
【お受けできないもの】
ガラス・陶器・金属でできたもの、提灯
※ガラスケースやコードは外してからお持ちください。
◇ 詳細につきましては、社務所までお問い合わせください。
🔸鶏魂慰霊祭
「鶏魂慰霊祭」は、鶏卵を生業とする企業の皆様が、日々の生業を支えてくれる鶏の御霊に対して、深い感謝の念を捧げるとともに、その霊を慰めるために執り行われる神聖な儀式です。鶏は昔より人々の生活に欠かせない存在であり、特に鶏卵は多くの家庭の食卓を支え、私達の健康と命を育む貴重な恵みとなっています。慰霊祭では、御神前において神職が祝詞を奏上し、養鶏に携わる人々が真に心を込めて玉串を捧げ、鶏の御霊を慰めるとともに、今後の事業の繁栄と関係者の安全を祈ります。
🔸外祭(出張祭典)ご依頼について
当神社では、ご自宅や企業・工場・建築現場など、神職が神社以外の場所にて、神事執り行っております。外祭は、土地や建物に関するご祈願をはじめ、様々な場面で神様のご加護を願う大切な神事です。
<< 主な外祭のご案内 >>
🟣地鎮祭(工事の安全と土地の安定を祈願)
🟣上棟祭(建物の無事完了と住む方の繁栄を祈願)
🟣竣工祭・開所清祓(新築・開業の安全と繁栄を祈願)
🟣居住清祓(新しい住まいや施設への移転に際し、心に新たにめる清)
🟣井戸埋祭・樹木伐採清祓祭・解体清祓祭(自然や土地の恵みに感謝、丁重に供養)
🟣その他、会社やご家庭での神事(社内安全祈願、家内安全祈願など)
神様の御力をお迎えし、清々しい環境で新たな一歩を踏み出すためにも、外祭をご希望の際はお気軽にご相談ください。皆様の多大なるご幸と安全を心よりお祈り申し上げます。